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2015東京インターナショナルオーディオショウ
かなり、賞味期限切れ感がありますが、2015東京インターナショナルオーディオショウ行ってきました。
今年も9/25,26,27の三日間国際フォーラムで開催されました。私は初日、二日目とみて来ました。

今年の出店ブースの動きとしてはディナウディオがインターナショナルオーディオショウか抜けました。空いたブースにキソアコースティック新たに入って来ました。
今回、商品の型番とか調べ確認する暇がなかったので絵で確認しえね。(爆)
思いつく所から羅列すると、再上階のデノンは大きな動きなし。
エソテリックの扱うタンノイ、アヴァンギャルドも新製品特になし。エソテリック自体の動きとしてはグランディオーソの技術を生かした既に発売の下位モデルのステレオパワーアンプ、プリアンプの上位モデルと下位モデル。これがスペック、回路等を見ても全く同じで約40万円の違い。これは何処が違うの?とエソテリックの方に聞いてみました。パワーアンプに置いては中身は全く同じ、違うのは端子とかスイッチの部分だけ。それで、40万も違うのと思うのですが、開発費が略ゼロなのでかなりお得になっているそうです。プリの方は下位機ははトランスが半分になっているそうです。じゃあ違いはあるかと言うと、やはり上位の方が滑らかで音が深いそうですが、私は聴いてません。どちらにしても下位は戦略モデルで対アキュ、ラックのようです。


タオックは動きなし。
アブサートロン、ハイエンド、リン今井商事等はあまり触手が動かないので軽く流しました。
興味があったのは、フューレンコーディネートの扱うピエガのスピーカー。ピエガと言えば最高のリボンツイーターとアルミのエンクロージャーがシンボルですが、今回はエンクロージャーがウッドに変わった事同軸の2ウェイのツイーター&ミッド。箱がウッドになった分少しふっくらして大きくなった。音は正確できっちりしたピエガですがともすると硬くて色気のない音ともとられがちでしたが、ウッドボディになって少し柔らかくしっとりとした音になった感じ。ピエガを敬遠していた人には選択肢が広がったかも知れない。個人的にはやっぱりピエガはアルミが良い。

トライオードはの新製品はく300Bのプリメインのブラックバーッジョン。前にあったものと何処が違うかは不明。とにかく何故か人気のブースで山崎さんを捕まえられなかった。今度会った時に聴いてみます。気になったのは参考出品されていたアナログプレーヤー。超ど級の物ではなく、エントリーモデルっぽい感じで多分30万円前後からと思われる。

今回各ブースを見ての印象は、数年前と大きく違うのはアナログレコードでデモを行うブースが増えた事。約半分のブースにはアナログ再生のプレーヤーが設置されていた。
逆にCDプレーヤーが無いブースもあった。
取り敢えず知っている所からスタートという事で、ガラス棟のヨシノトレーディングのブースからスタート。鈴木さん、壁谷さんご挨拶程度ですが・・・ここは何時でも聞けるので・・・。ごめんね、ただプロ用のモンスターデッキで、マスターレベルのテープでデモをするのは完全にドーピング違反を超えて反則技。(爆) だってこんなの一般家庭では再生できないし、そもそも売り物でないから営業には全く効果なし。(笑) でも当たり前ですが凄い音ですよ。個人的にはこういうデモ大好きです。

隣のユキム個人的に目を引いたのはオラクルの新アナログプレーヤー。見ているだけでもかっこいいこのプレーヤーですが、今回のモデルはサブプラッター仕様になり、ゴムの装着が楽になり振動対策も更に増したとの事…欲しい。

アクシスで目を引いたのはまず、ダンゴスティーニの新製品は何とフォノイコライザー音は聴いていませんので分かりませんが、飾ってお行きたいボディです。

新しく扱うアナログプレーヤーで見ての通りシンプルな見た目ですが、リニアトラッキングアームです。アームをエアーフローとしているようですが、これも音は聴いてません。

このブースでの今回の目玉の一つは、ルーメンホワイトの復活です。名前の通り乳白色のボディにエンクロージャーの後ろをギュッと絞った形が印象的で、セラミックの振動版を使った透明感のある音で、結構好きだった。今回、遠目で聞いただけですが、印象的には変わらす軽めに中低音で良い感じですが、以前とは別物の解像度とレンジ感があった。

今回の目玉の一つはマランツが販売するB&Wの新800シリーズ。今回のショウで記者発表前に公開で、私は初日の傳さんの講演の時に聴かせてもらった。
聴いたのは新802ダイヤモンド。見た目からかなり違う。先ず目に入るのはB&Wのアイデンティティともいえる黄色いケブラーコーン振動版がまくなった、長きにわたって私も使った繊維のミッドをついにB&Wがやめた・・・事件です。と言っても新素材も繊維質であることは変わらないようで、より強靭でより触ってみるとぐにゃぐにゃする柔らかさで、これが不要振動を抑え固有の音をなくすそうです。事実、音を聴くと今まで微妙にあったケブラーコーンの「カッス」と言う感じの音が無くなって、もう完全の色の無い音になった。ついでに今まで人口石でできていたそのミッドレンジの人魂のようなエンクロージャーは今回からは何とアルミに変わり20Kg近くになった。・・・あほや! ツイタ-は変わらすダイヤモンドですがそのちょんまげのようなエンクロージャーも鋼性が上がり、叩いても響きが明らかに小さくなった。ウーハーのエンクロージャーも変わった。一番の違いは今までは後ろから馬蹄形に曲げて前のバッフル面に付けていたのが、その逆となった。つまり一枚の厚い板を前から後ろに馬蹄形に曲げて曲げた湾曲した面にウーハーのユニット取り付けている。そのためウーハーユニットが飛び出した形になっている。以前のシグネチアダイヤモンドを思い出して頂くと分かりやすいかも。曲げた、板の後ろ側には金属製の背骨のようなブラケットで結合している。また、ミッドを乗せる部分にあったクッションのような緩衝物はなくなりウーハーのエンクロージャーに直接装着されている。
見た目は今までより少しスリムになった感じはあるが価格はかなり太めとなった、約1.5倍の価格だそうです。
音はと言うと今まででも十分ワイドレンジでしたが、まだ殆どエージングもされてないよですが、ワイドで空気感がより自然で広い深い。ケブラーコーンの音もなくなり全くと言っていいほど無色透明な音になった。低音の出方はそんなに変わらないか?



TADのブースは今年はとかなりシンプル。黒くなったアンプ、CDプレーヤー何処が違うのと思ったらどうも違うようだ。前は元気はいいが正直チョット抽象的だが音楽的ではないというか、雑っぽい音だった。ところがこの日聞いた音は、音が滑らかで色気がある。鳴りっぷりは相変わらずだが、これなら私でも行ける。聴いてみるとやっぱり、その辺りは言われたらしく、そちらの方向に振ってみたらしい。ただの色違いではないのでご注意を。因みにびっくりしたのはTADのブースに借り物のアナログプレーヤーがあった事、そのあたり突っ込んで聞いてみたところ、もしかするとTADのフォノイコライザー辺りは出てくるかも・・・?

今年から、ディナウディオが撤退したので、私の耳休めの場所が一つなくなり、ここノアのブースくらいになった。
ノアの一大事は何と言ってもデモはしてませんが、「ストラディヴェリ」が本年受注分で生産を終了するというニュース。ストラディヴェリはアイーダなどのトップエンドが存在しても今なおソナスファベールの心のような製品。セレブリンが残した文化遺産ともいうべきスピーカー。私の懐ではとても買えない値段なので泣く泣くあきらめたが・・・・中古も先ず出ない・・・。ノアの担当者に聴くと生産終了発表後、予想以上の注文が入っているそうです。これを材料にして何とか受注生産品での存続に持っていってもらいたいものです。
その、ソナスの新製品はカメレオン。その名の通りエンクロージャー横のパネルの色は自由に選択で来る。製造も本国イタリアで製造。チョット元気な音ですが、確りソナスの音はします。

ノアのブースでもう一つ気になったのはアナログプレーヤー。どう見ても私の愛用するノッティンガムとそっくり。これはノッティンガムの創始者のフレッチャー氏がノッティンガムを病気引退後、体調が戻り新たに起こしたメーカーらしい。似ているのは当たり前というか、ほぼ内容方式同一です。違うのはノッティンガムではエントリー機レベルの本で製品がトップエンドであること。ここで思うのはパテントとかどうなっているのでしょうかと言う疑問。このあたりをノッティンガムを扱うヨシノトレーディングの壁谷さんやノアの方に双方に聞いてみたのですが、結論は分からないということ。(笑) おそらく、フレッチャー氏がパテントを取らなかったか、個人で持ち歩いたかのどちらかではないか?・・・という話に落ち着きました。なんともおおらかな話。
取り敢えず、発売前にヨシノトレーディングにはノアから挨拶があったそうです。まあ律儀。

何時も満席でまともに聞けないブースの一つアキュフェーズ。ここの新製品はまああとから聴く機会はあるので挨拶程度。まだまるで聴いていないのは新AB級アンプ。

隣のラックスマンのブースも同様ですが、ここはめったに聴けないものがあるので聴いていきます。
今回の新製品はラックスマン創業80周年記念モデルの一つの真空管式パワーアンプ。
この特徴はラックマンが31年振りに300Bを使った事。この300B中国産とかではなく高槻製作の100%日本製で1本20万円弱します。これを2本使用のステレオA級シングル。ですから出力はわずか8W+8W。でもこれでも大抵のスピーカーは駆動できます。
ラックスマンは世界でも珍しい真空管のアンプとトランジスターのアンプを両方作っているメーカーです。ですから、その辺りは確り社内で隅分けていいます。つまり真空管専業なら真空管でも現代的なスピード感とキレと駆動力をを持った製品となりますが。ラックスはその辺りの製品はトランジスターのアンプでカバーし、真空管のアンプは駆動力それほどなくても、真空管の味や良さを生かした音作りをした製品を作っていくところ。比較的高能率のスピーカーや往年の名機を最高の300Bの音で楽しんでもらうための超贅沢品。大きさはそれほど大きくありませんが、価格は1,600,000円とビック。
デモではタンノイを使用。ふくよかで優しく思わず寝てしまいそうな音。タンノイのコンプレッションドライバーから全く突き刺すような音がしない。いや~休日の昼下がりに聞きたいシステム。但し私のようなものではずっとは飽きるかも・・・。因みにこのパワーの対になるプリも出るようです。


流れでそのまま、小原さんの講演を聴きました。ラックスマンの真空管式フォノイコライザーが主役だし、小原氏のソフトも気になるので・・・。
ステラのブースでの新製品はこれまたアナログプレーヤー。ⅠからⅡと来てⅢで少しずつ価格は下がってきてますが、まだまだ高額。しかも恐ろしくカッコ悪い! こりゃないわ。
ロッキーインターナショナルのブースの新製品はフォーカルの新スピーカー。名前とは裏腹に買ってしまうとユートピアどころか地獄の借金生活が待っているトップエンドの下のシリーズで、方式やユニット構成も略同じで、これなら一般家庭に間も入る。カラーも何種類かあるらしい。音はは正にユートピアと同じでかなりこじんまりとした、クリアなフォーカルサウンド。こじんまりと言ってもユートピアと比べての話だから間違えないように。個人的にはこちらの方がコントロールもしやすいし個人的には好ましい。

ロッキーのどうした事かアナログプレーヤーを扱うらしい。これが初めて聴く名前でいくつかエントリーする機器が展示されていたが、その中で傳さん曰く「どうしちゃったの?」思わず聞いた(笑)トップエンドのこのプレーヤー。基本的には売り物ではないらしいが、売るとすれば17,000,000円だそうで・・・笑うしかありませんが。乗っているレコードはシングル盤じゃなくてLP盤ですよ。

エレクトリのブースは多種多様です古式ゆかしいATCやマッキントッシュ。個人的に愛用のユニゾンリサーチ。出来るものなら欲しいメトロノームのCDプレーヤー。
ヘーゲル、パスの強力アンプもさることながら。このところのエレクトリ主役はマジコのスピーカー。毎年新製品をぶち込んできて話題をさらっています。
今年のマジコの新製品はトップエンドのQシリーズの一つ下のSシリーズの一番大きいサイズ。まあデカいし200kgあるそうで・・・。がちがちに固めるアルミボディはQシリーズ程ではないけど変わらず。ナノチューブ使用のコーンにベリリウムのツイタ-も変わらす。デカいがQシリーズ程扱に窮することはなさそうで、鳴らすにはそんなに苦労はしないかな?
確かに現代的と言うと実に安易な表現だかそのトップを走っているのは間違えなく、スピード感と音場感は抜群で文句のつけるところがないので悔しい。付け入るすきがあるとすればこの見てくれかな。どう見てもデザイン性は略ゼロ。

ナスペックもありたあらゆる製品を輸入している。どれも魅力的な製品を探してくるなとは思うが、チョット一貫性が無いか・・?
今年は今前別の商社が扱っていたモニターオーディオのスピーカーを扱う事となった。
でもナスペックで一番驚いたのはついこの間までE社にたKさんが知らない間にナスペックに移っていたこと・・・・え~です。結構オーディオ業界多いのよ移籍。
そのKさんに聞いたところ、長らくつづうているモニターオーディオのトップエンドのプラチナムシリーズが来年新たに出るそうです。内緒ですけど。

ヤマハのブースも多くの人を集めていました。
注目は新スピーカーのNS-5000。今の時代には珍しく往年のヤマハを思い出す大型ブックシェルフ型で専用の台もある。と言っても昔とは全く違うものです。まず表面は得意のピアノ塗装。リアバスレフのシングルワイヤリング。特徴はツイタ-、ミッド、ウーハー全て同一素材の振動盤を使用している事。これによって各帯域による音色の違いうぃ解消できるとのこと。でも同じ素材を使っても必ずしも同じ音色がするとは限らないのですが・・・。素材は繊維質のでツイータ-とミッドはドーム型でウーハーは通常のすり鉢型。
カットモデルがあって、中が見えるのですが、ツイータ-とミッドのユニットの後ろに奇妙な形のチューブが付いていますが、これは消音機でB&Wのノーチラスチューブと同じ役割。ウーハーには付いていませんが、カットした下の方に見える白い管が箱の中で吸い取りバスレフするそうです。(反対側にもあるらしい)


さて音は、良くも悪くもヤマハトーンでクリアで透き通った明るくワイドレンジで綺麗な音。逆に言えば陰影に掛け奥行きが少なく色気に欠ける音。取り方次第でどうにでもとれるが、チョット低音がぼってりしてるかな~。まあ満員のお客さんが相当吸っているからね。
それにしても、台本通りにお姉さんが進めるプレゼンはここだけで、付け入る隙を絶えない・・・質問すらさせないぞ・・・ヤマハペースのプレゼンはチョット違和感ある。
今年から登場のキソアコースティックですが、ここのHB-1というスピーカーは優秀なスピーカーだと思いますが。発売してかれこれ何年かになりますが・・・・いつまでこれで押すのでしょうか、新製品を出さないとね~飽きられます。周辺アクセサリーだけでは持ちませんよ。
フォステックスは小型のスピーカーにチョット興味がありました。

真空管アンプを出すかとおもいきや、真空管アンプですがなんとヘッドホンアンプ。結構ニーズがあるアらしい。

オルトフォンが新しいトーンアームを出しました。ロングアームでダイナミックとスタティック両方の使い方が出来るとのことですが。最初デモで使っているのを見て、セッティングおかしくない?と思った。かなり、アームが針側斜めに落ちている。でもその割にかなり良い音がする。よく見て説明を聴くと、何と最初からアームが軸から傾斜して下りている。つまりアームの軸は盤面よりかなり高い所にあり、斜めに下りてシェル直前で水平になっている。
この原理の優位性などは聞きそびれたが、評論家の先生が聴いても明らかに良くなっているとの事。見た目も結構カッコいいし、是非一度試してみたい。価格350,000円は昨今のバカ価格のアームからするとリーズナブル。


今年も9/25,26,27の三日間国際フォーラムで開催されました。私は初日、二日目とみて来ました。

今年の出店ブースの動きとしてはディナウディオがインターナショナルオーディオショウか抜けました。空いたブースにキソアコースティック新たに入って来ました。
今回、商品の型番とか調べ確認する暇がなかったので絵で確認しえね。(爆)
思いつく所から羅列すると、再上階のデノンは大きな動きなし。
エソテリックの扱うタンノイ、アヴァンギャルドも新製品特になし。エソテリック自体の動きとしてはグランディオーソの技術を生かした既に発売の下位モデルのステレオパワーアンプ、プリアンプの上位モデルと下位モデル。これがスペック、回路等を見ても全く同じで約40万円の違い。これは何処が違うの?とエソテリックの方に聞いてみました。パワーアンプに置いては中身は全く同じ、違うのは端子とかスイッチの部分だけ。それで、40万も違うのと思うのですが、開発費が略ゼロなのでかなりお得になっているそうです。プリの方は下位機ははトランスが半分になっているそうです。じゃあ違いはあるかと言うと、やはり上位の方が滑らかで音が深いそうですが、私は聴いてません。どちらにしても下位は戦略モデルで対アキュ、ラックのようです。


タオックは動きなし。
アブサートロン、ハイエンド、リン今井商事等はあまり触手が動かないので軽く流しました。
興味があったのは、フューレンコーディネートの扱うピエガのスピーカー。ピエガと言えば最高のリボンツイーターとアルミのエンクロージャーがシンボルですが、今回はエンクロージャーがウッドに変わった事同軸の2ウェイのツイーター&ミッド。箱がウッドになった分少しふっくらして大きくなった。音は正確できっちりしたピエガですがともすると硬くて色気のない音ともとられがちでしたが、ウッドボディになって少し柔らかくしっとりとした音になった感じ。ピエガを敬遠していた人には選択肢が広がったかも知れない。個人的にはやっぱりピエガはアルミが良い。

トライオードはの新製品はく300Bのプリメインのブラックバーッジョン。前にあったものと何処が違うかは不明。とにかく何故か人気のブースで山崎さんを捕まえられなかった。今度会った時に聴いてみます。気になったのは参考出品されていたアナログプレーヤー。超ど級の物ではなく、エントリーモデルっぽい感じで多分30万円前後からと思われる。

今回各ブースを見ての印象は、数年前と大きく違うのはアナログレコードでデモを行うブースが増えた事。約半分のブースにはアナログ再生のプレーヤーが設置されていた。
逆にCDプレーヤーが無いブースもあった。
取り敢えず知っている所からスタートという事で、ガラス棟のヨシノトレーディングのブースからスタート。鈴木さん、壁谷さんご挨拶程度ですが・・・ここは何時でも聞けるので・・・。ごめんね、ただプロ用のモンスターデッキで、マスターレベルのテープでデモをするのは完全にドーピング違反を超えて反則技。(爆) だってこんなの一般家庭では再生できないし、そもそも売り物でないから営業には全く効果なし。(笑) でも当たり前ですが凄い音ですよ。個人的にはこういうデモ大好きです。

隣のユキム個人的に目を引いたのはオラクルの新アナログプレーヤー。見ているだけでもかっこいいこのプレーヤーですが、今回のモデルはサブプラッター仕様になり、ゴムの装着が楽になり振動対策も更に増したとの事…欲しい。

アクシスで目を引いたのはまず、ダンゴスティーニの新製品は何とフォノイコライザー音は聴いていませんので分かりませんが、飾ってお行きたいボディです。

新しく扱うアナログプレーヤーで見ての通りシンプルな見た目ですが、リニアトラッキングアームです。アームをエアーフローとしているようですが、これも音は聴いてません。

このブースでの今回の目玉の一つは、ルーメンホワイトの復活です。名前の通り乳白色のボディにエンクロージャーの後ろをギュッと絞った形が印象的で、セラミックの振動版を使った透明感のある音で、結構好きだった。今回、遠目で聞いただけですが、印象的には変わらす軽めに中低音で良い感じですが、以前とは別物の解像度とレンジ感があった。

今回の目玉の一つはマランツが販売するB&Wの新800シリーズ。今回のショウで記者発表前に公開で、私は初日の傳さんの講演の時に聴かせてもらった。
聴いたのは新802ダイヤモンド。見た目からかなり違う。先ず目に入るのはB&Wのアイデンティティともいえる黄色いケブラーコーン振動版がまくなった、長きにわたって私も使った繊維のミッドをついにB&Wがやめた・・・事件です。と言っても新素材も繊維質であることは変わらないようで、より強靭でより触ってみるとぐにゃぐにゃする柔らかさで、これが不要振動を抑え固有の音をなくすそうです。事実、音を聴くと今まで微妙にあったケブラーコーンの「カッス」と言う感じの音が無くなって、もう完全の色の無い音になった。ついでに今まで人口石でできていたそのミッドレンジの人魂のようなエンクロージャーは今回からは何とアルミに変わり20Kg近くになった。・・・あほや! ツイタ-は変わらすダイヤモンドですがそのちょんまげのようなエンクロージャーも鋼性が上がり、叩いても響きが明らかに小さくなった。ウーハーのエンクロージャーも変わった。一番の違いは今までは後ろから馬蹄形に曲げて前のバッフル面に付けていたのが、その逆となった。つまり一枚の厚い板を前から後ろに馬蹄形に曲げて曲げた湾曲した面にウーハーのユニット取り付けている。そのためウーハーユニットが飛び出した形になっている。以前のシグネチアダイヤモンドを思い出して頂くと分かりやすいかも。曲げた、板の後ろ側には金属製の背骨のようなブラケットで結合している。また、ミッドを乗せる部分にあったクッションのような緩衝物はなくなりウーハーのエンクロージャーに直接装着されている。
見た目は今までより少しスリムになった感じはあるが価格はかなり太めとなった、約1.5倍の価格だそうです。
音はと言うと今まででも十分ワイドレンジでしたが、まだ殆どエージングもされてないよですが、ワイドで空気感がより自然で広い深い。ケブラーコーンの音もなくなり全くと言っていいほど無色透明な音になった。低音の出方はそんなに変わらないか?



TADのブースは今年はとかなりシンプル。黒くなったアンプ、CDプレーヤー何処が違うのと思ったらどうも違うようだ。前は元気はいいが正直チョット抽象的だが音楽的ではないというか、雑っぽい音だった。ところがこの日聞いた音は、音が滑らかで色気がある。鳴りっぷりは相変わらずだが、これなら私でも行ける。聴いてみるとやっぱり、その辺りは言われたらしく、そちらの方向に振ってみたらしい。ただの色違いではないのでご注意を。因みにびっくりしたのはTADのブースに借り物のアナログプレーヤーがあった事、そのあたり突っ込んで聞いてみたところ、もしかするとTADのフォノイコライザー辺りは出てくるかも・・・?

今年から、ディナウディオが撤退したので、私の耳休めの場所が一つなくなり、ここノアのブースくらいになった。
ノアの一大事は何と言ってもデモはしてませんが、「ストラディヴェリ」が本年受注分で生産を終了するというニュース。ストラディヴェリはアイーダなどのトップエンドが存在しても今なおソナスファベールの心のような製品。セレブリンが残した文化遺産ともいうべきスピーカー。私の懐ではとても買えない値段なので泣く泣くあきらめたが・・・・中古も先ず出ない・・・。ノアの担当者に聴くと生産終了発表後、予想以上の注文が入っているそうです。これを材料にして何とか受注生産品での存続に持っていってもらいたいものです。
その、ソナスの新製品はカメレオン。その名の通りエンクロージャー横のパネルの色は自由に選択で来る。製造も本国イタリアで製造。チョット元気な音ですが、確りソナスの音はします。

ノアのブースでもう一つ気になったのはアナログプレーヤー。どう見ても私の愛用するノッティンガムとそっくり。これはノッティンガムの創始者のフレッチャー氏がノッティンガムを病気引退後、体調が戻り新たに起こしたメーカーらしい。似ているのは当たり前というか、ほぼ内容方式同一です。違うのはノッティンガムではエントリー機レベルの本で製品がトップエンドであること。ここで思うのはパテントとかどうなっているのでしょうかと言う疑問。このあたりをノッティンガムを扱うヨシノトレーディングの壁谷さんやノアの方に双方に聞いてみたのですが、結論は分からないということ。(笑) おそらく、フレッチャー氏がパテントを取らなかったか、個人で持ち歩いたかのどちらかではないか?・・・という話に落ち着きました。なんともおおらかな話。
取り敢えず、発売前にヨシノトレーディングにはノアから挨拶があったそうです。まあ律儀。

何時も満席でまともに聞けないブースの一つアキュフェーズ。ここの新製品はまああとから聴く機会はあるので挨拶程度。まだまるで聴いていないのは新AB級アンプ。

隣のラックスマンのブースも同様ですが、ここはめったに聴けないものがあるので聴いていきます。
今回の新製品はラックスマン創業80周年記念モデルの一つの真空管式パワーアンプ。
この特徴はラックマンが31年振りに300Bを使った事。この300B中国産とかではなく高槻製作の100%日本製で1本20万円弱します。これを2本使用のステレオA級シングル。ですから出力はわずか8W+8W。でもこれでも大抵のスピーカーは駆動できます。
ラックスマンは世界でも珍しい真空管のアンプとトランジスターのアンプを両方作っているメーカーです。ですから、その辺りは確り社内で隅分けていいます。つまり真空管専業なら真空管でも現代的なスピード感とキレと駆動力をを持った製品となりますが。ラックスはその辺りの製品はトランジスターのアンプでカバーし、真空管のアンプは駆動力それほどなくても、真空管の味や良さを生かした音作りをした製品を作っていくところ。比較的高能率のスピーカーや往年の名機を最高の300Bの音で楽しんでもらうための超贅沢品。大きさはそれほど大きくありませんが、価格は1,600,000円とビック。
デモではタンノイを使用。ふくよかで優しく思わず寝てしまいそうな音。タンノイのコンプレッションドライバーから全く突き刺すような音がしない。いや~休日の昼下がりに聞きたいシステム。但し私のようなものではずっとは飽きるかも・・・。因みにこのパワーの対になるプリも出るようです。


流れでそのまま、小原さんの講演を聴きました。ラックスマンの真空管式フォノイコライザーが主役だし、小原氏のソフトも気になるので・・・。
ステラのブースでの新製品はこれまたアナログプレーヤー。ⅠからⅡと来てⅢで少しずつ価格は下がってきてますが、まだまだ高額。しかも恐ろしくカッコ悪い! こりゃないわ。
ロッキーインターナショナルのブースの新製品はフォーカルの新スピーカー。名前とは裏腹に買ってしまうとユートピアどころか地獄の借金生活が待っているトップエンドの下のシリーズで、方式やユニット構成も略同じで、これなら一般家庭に間も入る。カラーも何種類かあるらしい。音はは正にユートピアと同じでかなりこじんまりとした、クリアなフォーカルサウンド。こじんまりと言ってもユートピアと比べての話だから間違えないように。個人的にはこちらの方がコントロールもしやすいし個人的には好ましい。

ロッキーのどうした事かアナログプレーヤーを扱うらしい。これが初めて聴く名前でいくつかエントリーする機器が展示されていたが、その中で傳さん曰く「どうしちゃったの?」思わず聞いた(笑)トップエンドのこのプレーヤー。基本的には売り物ではないらしいが、売るとすれば17,000,000円だそうで・・・笑うしかありませんが。乗っているレコードはシングル盤じゃなくてLP盤ですよ。

エレクトリのブースは多種多様です古式ゆかしいATCやマッキントッシュ。個人的に愛用のユニゾンリサーチ。出来るものなら欲しいメトロノームのCDプレーヤー。
ヘーゲル、パスの強力アンプもさることながら。このところのエレクトリ主役はマジコのスピーカー。毎年新製品をぶち込んできて話題をさらっています。
今年のマジコの新製品はトップエンドのQシリーズの一つ下のSシリーズの一番大きいサイズ。まあデカいし200kgあるそうで・・・。がちがちに固めるアルミボディはQシリーズ程ではないけど変わらず。ナノチューブ使用のコーンにベリリウムのツイタ-も変わらす。デカいがQシリーズ程扱に窮することはなさそうで、鳴らすにはそんなに苦労はしないかな?
確かに現代的と言うと実に安易な表現だかそのトップを走っているのは間違えなく、スピード感と音場感は抜群で文句のつけるところがないので悔しい。付け入るすきがあるとすればこの見てくれかな。どう見てもデザイン性は略ゼロ。

ナスペックもありたあらゆる製品を輸入している。どれも魅力的な製品を探してくるなとは思うが、チョット一貫性が無いか・・?
今年は今前別の商社が扱っていたモニターオーディオのスピーカーを扱う事となった。
でもナスペックで一番驚いたのはついこの間までE社にたKさんが知らない間にナスペックに移っていたこと・・・・え~です。結構オーディオ業界多いのよ移籍。
そのKさんに聞いたところ、長らくつづうているモニターオーディオのトップエンドのプラチナムシリーズが来年新たに出るそうです。内緒ですけど。

ヤマハのブースも多くの人を集めていました。
注目は新スピーカーのNS-5000。今の時代には珍しく往年のヤマハを思い出す大型ブックシェルフ型で専用の台もある。と言っても昔とは全く違うものです。まず表面は得意のピアノ塗装。リアバスレフのシングルワイヤリング。特徴はツイタ-、ミッド、ウーハー全て同一素材の振動盤を使用している事。これによって各帯域による音色の違いうぃ解消できるとのこと。でも同じ素材を使っても必ずしも同じ音色がするとは限らないのですが・・・。素材は繊維質のでツイータ-とミッドはドーム型でウーハーは通常のすり鉢型。
カットモデルがあって、中が見えるのですが、ツイータ-とミッドのユニットの後ろに奇妙な形のチューブが付いていますが、これは消音機でB&Wのノーチラスチューブと同じ役割。ウーハーには付いていませんが、カットした下の方に見える白い管が箱の中で吸い取りバスレフするそうです。(反対側にもあるらしい)


さて音は、良くも悪くもヤマハトーンでクリアで透き通った明るくワイドレンジで綺麗な音。逆に言えば陰影に掛け奥行きが少なく色気に欠ける音。取り方次第でどうにでもとれるが、チョット低音がぼってりしてるかな~。まあ満員のお客さんが相当吸っているからね。
それにしても、台本通りにお姉さんが進めるプレゼンはここだけで、付け入る隙を絶えない・・・質問すらさせないぞ・・・ヤマハペースのプレゼンはチョット違和感ある。
今年から登場のキソアコースティックですが、ここのHB-1というスピーカーは優秀なスピーカーだと思いますが。発売してかれこれ何年かになりますが・・・・いつまでこれで押すのでしょうか、新製品を出さないとね~飽きられます。周辺アクセサリーだけでは持ちませんよ。
フォステックスは小型のスピーカーにチョット興味がありました。

真空管アンプを出すかとおもいきや、真空管アンプですがなんとヘッドホンアンプ。結構ニーズがあるアらしい。

オルトフォンが新しいトーンアームを出しました。ロングアームでダイナミックとスタティック両方の使い方が出来るとのことですが。最初デモで使っているのを見て、セッティングおかしくない?と思った。かなり、アームが針側斜めに落ちている。でもその割にかなり良い音がする。よく見て説明を聴くと、何と最初からアームが軸から傾斜して下りている。つまりアームの軸は盤面よりかなり高い所にあり、斜めに下りてシェル直前で水平になっている。
この原理の優位性などは聞きそびれたが、評論家の先生が聴いても明らかに良くなっているとの事。見た目も結構カッコいいし、是非一度試してみたい。価格350,000円は昨今のバカ価格のアームからするとリーズナブル。


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